「名探偵コナン 絶海の探偵」「スーパーヒーロー大戦Z」感想

昨日、2本の映画を続けて観てきた。

やはり祝日だけに、たくさんの人が集まっていて、

同じ時間をたくさんの人と共有できるのが映画館の魅力と

改めて実感させられる一日となった。

 

「コナン」は、昨年はJリーグの協力を得て作られた映画だったけれど

今年は、自衛隊の協力で、イージス艦を舞台にしたスパイミステリー。

自衛官の左腕だけが発見されるとか、いきなりグロな展開だったのは驚いたけど

自衛隊にも隠蔽体質があるとか、結構その点でもリアルに感じられる映画だった。

最初から最後まで、目を離せない映画といえると思った。

ただ残念なのは、イージス艦に潜入したスパイの正体に意外性が無かった事か。

まあコナンが如何にしてそれを暴くのかは見ものだったけれど。

 

「スーパーヒーロー大戦Z」は、今回はなかなかいい感じだったと思う。

今回は、宇宙全体で広がる魔法の暴走を止めるため

ギャバンが仮面ライダーウィザードの抹殺を図るというところからスタート。

そしてその戦いにスーパー戦隊の面々が関わっていくという感じで、

実は昨年公開のギャバンを見ていなかったので、

今回活躍する二代目ギャバンは「ゴーバスターズ」でしか知らなかったけれど

それでもギャバンがウィザードを理解していくところは、なかなか見ものだった。

そして先代ギャバンの烈も、貫禄を見せてくれたと思うけれど、

命令がすべてという感じで、「ゴーカイジャーVSギャバン」のときより

ちょっと小さくなってしまったように感じてしまったのが残念か。

そしてメインで活躍したスーパー戦隊の面々は、

イエローバスターのヨーコと相棒のウサダ、ゴーカイシルバーの鎧。

ヨーコはまた突拍子も無く戦いに巻き込まれた感じだったけれど、

戦隊としてのプライドをしっかり見せてくれた。

そして鎧は、本当の正義とは何なのかをギャバンに突きつけた重要な存在。

このあたりは見事にスーパー戦隊の存在感を見せ付けてくれた。

そして、その他にはゴーバスターズのヒロムとリュウジ、

キョウリュウジャーの面々も上記の2人に比べると出番は少ないものの

負けない活躍を見せてくれたと思う。

そしてまさかのシンケンイエロー・花織ことはも登場。

ギャバンの相棒・シェリーと二役で登場した。

そしてたくさんのヒーローの競演と、お祭り騒ぎと言わんばかりの

映画だったのではないかと思った。